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足の故障などで2002年を最後にテニス界から身を引いた女子の元世界ランキング1位、マルチナ・ヒンギス(スイス)が21日までローマで行われたイタリア国際選手権のシングルスに優勝。ことし1月の復帰以来、初タイトルを得た。
AP通信によれば、25歳になった元天才少女は「最高の優勝。でも、これが最後ではない。これからやってくる全仏オープン、ウィンブルドンという厳しい戦いの始まりにすぎない」と喜びを語り、気を引き締めた。
3年以上、テニスから離れ、逆に意欲が戻った。「わたしは違った生活を送り、多くの経験を積んだ。今はとても幸せで体も健康。テニスが人生にとっていかに大事かもよく知っている」
ローマの大会は、28日開幕の全仏オープンの重要な前哨戦。世界ランクも14位に上がり、本番でのシードが有力だ。4大大会で唯一、優勝経験がない全仏だが、01年までの5年間すべて決勝か準決勝に進んでいる。準決勝で元世界1位のビーナス・ウィリアムズ(米国)に勝ったのをはじめ、ローマで世界トップ20のうち5選手を撃破した元女王は「全仏とコートも天候も環境も似ている。ローマと同じテニスができると思う」と、全仏へ自信を深めた。(共同)
(了)
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