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(ポルトガル、エストリル)
エストリル・オープン(賞金総額66万7千600ドル、クレー)は金曜日に準々決勝が行われた。第1シードで登場のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が主催者推薦枠出場のF・ジルと対戦し、6-1, 6-2のスコアで一蹴、ベスト4進出を決めた。試合時間はわずか77分だった。
世界ランク253位で21歳のジルは、木曜日に行われた第5シードD・ツルスノフ(ロシア)戦で地元声援を味方に番狂わせを演じた。しかし、2002年の覇者で強豪のナルバンディアンの前には成す術がなかった。ポルトガル選手は、1992年にJ・クニャ=シルバがテル・アビブの大会で準決勝に進出して以来、男子ツアーでは準決勝に進出していない。ジルには名誉挽回の期待がかかっていたが、惜しくもチャンスを逃がした。
ナルバンディアンは土曜日に行われる準決勝で、ノーシードから勝ちあがったA・ポルタス(スペイン)と対戦。ポルタスは2001年の今大会でも準決勝に進出した。今年の準々決勝では、ベテランのJ・ギメルストブ(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで下してベスト4進出。
ドローの下の山では、決勝進出をかけて第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)と第6シードのC・モーヤ(スペイン)が激突する。2003年の覇者ダビデンコは準々決勝でG・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-4, 6-4で下し、2000年の覇者モーヤは同胞のG・ガルシア=ロペス(スペイン)を7-6 (7-4), 6-4で下し、それぞれ準決勝に駒を進めた。
今大会は男子部門に加え、女子部門(賞金総額14万5千ドル、ティア4)も同時開催され、中国勢が活躍している。
第1シードのF・ペネッタ(イタリア)がE・ダニリドー(ギリシア)を6-2, 5-7, 6-3で下してベスト4進出を決め、準決勝ではZ・オンドラスコバ(チェコ共和国)を6-1, 6-2で一蹴した鄭潔(中国)と対戦。
第8シードのN・リー(中国)は、同じく準々決勝で第2シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)を6-3, 6-1で下し、番狂わせを演じた。準決勝では、第7シードのE・ロワ(フランス)と顔を合わせる。ロワは第3シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を6-4, 4-6, 6-2で振り切ってのベスト4進出。
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