シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初V

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優勝したシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間14日(現地13日)、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第2シードのC・アルカラス(スペイン)を4-6, 6-4, 6-4, 6-4の逆転で下し初優勝を飾るとともに、四大大会で4度目のタイトルを獲得した。

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23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2023年のベスト4となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク95位のL・ナルディ(イタリア)、2回戦で同93位のA・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で同52位のP・マルティネス(スペイン)を下し16強入り。4回戦は第19シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)の途中棄権によりベスト8に進出すると、準々決勝では第10シードのB・シェルトン(アメリカ)、準決勝では第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を下し決勝に駒を進めた。

22歳で世界ランク2位のアルカラスとの頂上決戦となった決勝の第1セット、シナーは第5ゲームで鋭いストロークを打ち込み先にブレークを果たしたが、第8ゲームでブレークバックを許す。さらに、第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握られたシナーは、アルカラスに強打をスーパーショットで返球されこれを落とし先行される。

それでも第2セット、第1ゲームでシナーはアルカラスのミスを誘い先にブレークを果たすと、その後ブレークバックを許さずキープを重ね、1セットオールに追いつく。

第3セット、シナーは終盤の第9ゲームでブレークポイントを握ると、最後はボレーを決めブレークに成功。直後の第10ゲームをキープし、優勝に王手をかける。

そして第4セット、シナーは第3ゲームでリターンエースを決めブレークを果たすと、このリードを最後まで守り切り同大会初優勝を決めた。

先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝では、5時間29分に及ぶフルセットの死闘の末にアルカラスに敗れたシナーだったが、今大会で雪辱を果たす形となった。

シナーはこれが四大大会では今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来、約6ヵ月ぶり4度目のタイトル獲得となった。

一方、準優勝となったアルカラスは同大会3連覇とはならなかった。


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(2025年7月14日3時24分)
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