男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は日本時間22日(現地21日)、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク134位のM・フチョビッチ(ハンガリー)に6-2, 6-3のストレートで快勝し初戦突破を果たすとともに、クレーコートでは今季初白星を挙げた。
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世界ランク6位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年はベスト4進出を果たした。
そのジョコビッチは今季、先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)とその後のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)ではいずれも初戦敗退を喫しており、クレーコートシーズンに入ってからはまだ白星を挙げられていなかった。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、ジョコビッチはこれが初戦となった。
一方、33歳のフチョビッチは1回戦で世界ランク49位のZ・ベルグス(ベルギー)を6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
この試合、ジョコビッチはサービス時に79パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークポイントを与えることなく安定してキープを重ねる。また、フチョビッチの11本に対し21本のウィナーを決めるなど終始主導権を握ったジョコビッチは3度のブレークに成功し1時間17分で勝利を収め、クレーコートでは今季初白星を挙げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。
「今季初めてのクレーでの勝利でホッとしている。クレーは非常に要求の高いサーフェスで、他のサーフェスに比べてボールがもう1球返ってくる可能性が常にある。ここは少し高度が高いので、サーブが良いと有利になる。今日はサーブが1番良かったと思う。ファーストサーブの確率が高くて、必要な時に多くの“フリーポイント”を取れた。それでコート上での展開が少し楽になった。求められる時にベストのテニスができたことを嬉しく思っている。全体を通して集中できていたし、プレーの内容にも満足している。明日もこの調子でいけることを願っているよ」
勝利したジョコビッチは準々決勝で第8シードのM・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは2回戦で世界ランク56位のF・マロジャン(ハンガリー)をストレートで下しての勝ち上がり。
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