アルカラス 歴代2位の記録で100勝へ

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カルロス・アルカラス
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男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク36位のT・フリークスポール(オランダ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。また、この勝利でアルカラスはJ・マッケンロー(アメリカ)に次ぐ歴代2位のスピードでマッチ100勝を達成した。

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19歳のアルカラスは今季開幕前に右脚を負傷し全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場。それでも復帰戦となった先月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で今季初優勝、続くリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で準優勝を飾っている。

シード勢は1回戦が免除のため初戦となった2回戦では世界ランク94位のT・コキナキス(オーストラリア)を6-3, 6-3のストレートで下し勝ち上がった。

この日の第1セット、アルカラスは第3ゲームで2度のブレークポイントを掴むも活かせず。その後はサービスキープが続きタイブレークに突入する。ミニブレークを奪い合うも2度目のセットポイントをものにし先行する。続く第2セットでは第2ゲームでブレークに成功。直後の第3ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぐとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープし、1時間41分で勝利した。

優勝すればN・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて世界ランク1位となるアルカラスは、この試合の勝利で132試合目で100勝を達成。これは元世界ランク1位のマッケンローの持つ131試合の記録に次ぐ歴代2位の早さとなった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのオンコートインタビューのコメントが掲載された。

「ATPツアー100勝目を達成できたことを本当に誇りに思うし、これが僕にとっての最初の100勝になることを願っているよ。正直なところ、今日その記録を検索してみたんだけど、わからなかったんだ(笑)」

アルカラスは4回戦で世界ランク56位のJ・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは3回戦で同55位のA・マレー(イギリス)を7-6 (8-6), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

<男子シングルスでのマッチ100勝到達の早さ歴代トップ5>

J・マッケンロー:131試合
C・アルカラス:132試合
A・アガシ(アメリカ):135試合
R・ナダル(スペイン):137試合
M・ビランデル(スウェーデン):138試合
J・コナーズ(アメリカ):138試合




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(2023年3月14日15時22分)
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