男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は日本時間13日(現地12日)、第6シードのC・ルード(ノルウェー)と第29シードのM・ベレッティーニ(イタリア)のシングルス3回戦が行われたが、ルードから7-5, 2-0の時点でベレッティーニが負傷により棄権を表明。ルードは思わぬ形でベスト16進出を果たした。試合後、ルードは「残念だ」と語った。
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26歳で世界ランク7位のルードは今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)決勝で第5シードのJ・ドレイパー(イギリス)を7-5, 3-6, 6-4のフルセットの激闘の末に破り優勝を飾るとともに、ノルウェー人史上初、また自身初の「ATPマスターズ1000」制覇を達成した。
そのルードがBNLイタリア国際に出場するのは4年連続6度目。最高成績はベスト4となっている。今大会は初戦の2回戦で世界ランク76位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
一方、29歳で世界ランク30位のベレッティーニはムチュア・マドリッド・オープンの3回戦でドレイパーと対戦した際、腹部の負傷により棄権を余儀なくされた。
状態が懸念されていたベレッティーニだったが、今大会は初戦の2回戦で世界ランク57位のJ・ファーンリー(イギリス)を6-4, 7-6 (7-0)のストレートで破り、4年ぶり4度目の3回戦進出を果たした。
3回戦の第1セット、両者キープが続くが、第12ゲームでルードは安定したプレーでベレッティーニからミスを引き出しブレークに成功。このセットをものにする。
しかし第2セット、ルードが第2ゲームでブレークに成功し2-0とした時点でベレッティーニが棄権を表明。ルードは思わぬ形で4回戦進出を決めた。
試合後、カメラサインを求められたルードは「残念だよ、マッテオ。早く良くなって」と書きこみ、「彼は2021年以来、別のケガでプレーできていなかったと聞いている。彼は一生懸命戻ってこようと頑張っていたのに、また棄権してしまった。長引かないことを願っている。早く治ってまた元気に戻ってきてほしい。彼は本当に素晴らしい選手だよ」とコメントした。
なお、ルードは4回戦で世界ランク66位のJ・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは3回戦で第22シードのS・コルダ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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