テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は３１日、男子シングルス３回戦が行われ、第１シードのＪ・シナー（イタリア）が世界ランク３４位のＪ・レヘチカ（チェコ）に6-0, 6-1, 6-2のストレートで圧勝し、２年連続５度目のベスト１６進出を果たした。
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２３歳で世界ランク１位のシナーが同大会に出場するのは６年連続６度目。最高成績は昨年のベスト４となっている。
今大会は１回戦で世界ランク７５位のＡ・リンデルクネシュ（フランス）、２回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した同１６６位のＲ・ガスケ（フランス）を下し、３回戦に進出した。
２３歳のレヘチカとの顔合わせとなった３回戦の第１セット、シナーはファーストサービス時に８０パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは３度のブレークを奪い１ゲームも失わずに先行する。
続く第２セットもシナーはレヘチカを圧倒。序盤から２度のブレークを奪い５ゲームを連取する。第６ゲームでこの試合初めてゲームを失ったものの、直後の第７ゲームをきっちりとキープし、２セットアップとする。
そして第３セット、シナーは第１ゲームでブレークポイントを握ると、最後はリターンエースを決めて先にブレークに成功する。シナーはさらに第７ゲームでもブレークを奪い、衝撃的な圧勝劇で１６強入りを決めた。
勝利したシナーは４回戦で、第１７シードのＡ・ルブレフと対戦する。ルブレフは３回戦で第１４シードのＡ・フィス（フランス）と対戦予定だったが、フィスが試合前に棄権し４回戦に駒を進めた。
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