テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6月1日、女子シングルス4回戦が行われ、第13シードのE・スビトリナ(ウクライナ)が第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)を4-6, 7-6 (8-6), 6-1の死闘の末に逆転で下し、2年ぶり5度目のベスト8進出を果たした。
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30歳で世界ランク14位のスビトリナは同大会3年連続12度目の出場で、最高成績はベスト8となっている。今大会は1回戦で同76位のZ・ソンメズ(トルコ)、2回戦で同82位のA・ボンダル(ハンガリー)、3回戦では同83位のB・ペラ(アメリカ)を破り4回戦へ駒を進めた。
一方、29歳で世界ランク4位のパオリーニが同大会に出場するのは7年連続7度目で、昨年は準優勝を飾っている。
そのパオリーニは前哨戦となったBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)で単複2冠を成し遂げるなど、好調を維持したまま今大会を迎え、1回戦で世界ランク87位のユアン・ユエ(中国)、2回戦で同71位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)、3回戦では同81位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を下してベスト16進出を果たした。
両者の唯一の対戦は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で、この時はスビトリナが2-6, 6-4, 6-0の逆転で勝利している。
4回戦の第1セット、スビトリナは2度のブレークを奪うも、スライスや高い軌道のボールを織り交ぜるなど緩急をつけたパオリーニのプレーにミスを引き出され、3度のブレークを許して先行される。
続く第2セットでも両者リターンが冴え渡り、2度ずつブレークを奪い合う展開に。スビトリナは第10ゲームで2度、タイブレークでは1度マッチポイントを握られるも、粘り強いプレーでこれをセーブし、自身は1度目のセットポイントをものにしこのセットを取り返す。
ファイナルセットに入ってもスビトリナの勢いは衰えず、序盤に2度のブレークを奪って一気に4ゲームを連取。第5ゲームで1度ブレークを返されたものの、直後のリターンゲームで再びブレークを奪い、迎えたサービング・フォー・ザ・マッチを取り切り勝利を収めた。
勝利したスビトリナは準々決勝で第5シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第12シードのE・ルバキナ(カザフスタン)の勝者と対戦する。
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