米史上4人目の若さで16強

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シェルトン
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間31日(現地30日)、男子シングルス3回戦が行われ、第13シードのB・シェルトン(アメリカ)が予選勝者で世界ランク167位のM・ジガンテ(イタリア)を6-3, 6-3, 6-4のストレートで下すとともに、アメリカ勢ではP・サンプラス(アメリカ)らに次ぎ、史上4人目の若さで全ての四大大会で16強入りを果たした選手となった。

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22歳で世界ランク13位のシェエルトンが同大会に出場するのは3年連続3度目。初出場となった2023年は初戦敗退を喫したが、昨年は3回戦進出を果たしている。

今大会は1回戦で世界ランク44位のL・ソネゴ(イタリア)を6-4, 4-6, 3-6, 6-2, 6-3の死闘の末に破り初戦を突破。2回戦では同83位のH・ガストン(フランス)と対戦する予定だったが、ガストンの棄権により試合を行わずに3回戦進出を果たした。

一方、23歳のジガンテは今大会、予選3試合を勝ち抜き本戦入りを果たすと、本戦1回戦で予選勝者で世界ランク220位のB・ハッサン(レバノン)、2回戦では第20シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 5-7, 6-2, 6-4で破り3回戦へ駒を進めた。

この試合、シェルトンは7本のサービスエースを決めるなど安定してキープを重ねる。さらに、シェルトンはネットプレーを20度成功させ、35本のウィナーを叩き込むなどして終始主導権を握り、リターンゲームでは5度のブレークに成功。2時間19分で勝利を収め、同大会では初のベスト16進出を果たした。

この結果、シェルトンはアメリカ勢ではサンプラス、J・クーリア(アメリカ)A・クリックステイン(アメリカ)に次ぎ、史上4人目の若さで全ての四大大会で16強入りを果たした選手となった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシェルトンのコメントが掲載されている。

「1回戦から3回戦までの間に5日も空いたのはすごく珍しかった。数日間アメリカに戻って休もうかとも思ったけど、ここに残って良かった。2週に進めるのが本当に楽しみ」

「四大大会では全仏オープンだけ1度も第2週目に進んだことがなかったから、今日それを達成できて、これ以上嬉しいことはないよ」

勝利したシェルトンは4回戦で第2シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは3回戦で世界ランク69位のD・ジュムホール(ボスニア)を下しての勝ち上がり。

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(2025年5月31日12時05分)
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