男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ) が予選勝者で世界ランク154位のV・ガウバス(リトアニア)を6-4, 6-0のストレートで下し、5年連続7度目のベスト16進出を果たすとともに、2連覇に向けてはずみをつけた。
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28歳で世界ランク2位のズべレフは同大会5年連続9度目の出場。2017年と昨年優勝しており、今大会では2連覇を狙っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため初戦となった2回戦でズべレフは世界ランク60位のC・カラべリに勝利して3回戦に駒を進めた。
一方、20歳のガウバスは2回戦で第27シードのD・シャポバロフ(カナダ)を破り勝ち上がった。
3回戦の第1セット、両者2度ずつブレークを奪い合う展開となり迎えた第9ゲーム、ズべレフが3度目のブレークを奪いそのまま先行する。
第2セットではズべレフはファーストサービス時に90パーセントの高いポイント獲得率で1度もブレークを許さず、すべてのリターンゲームでブレークに成功しレ1時間25分のストレートで下しベスト16進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズべレフのコメントを掲載している。
「最初は少し難しく感じたし、風が強かった」
「第1セットはベストのプレーができなかったけど、彼(ガウバス)は僕に挑戦してきたんだ。彼はここですでに4勝を挙げている。デニス(シャポバロフ)のような優れた選手を倒している」
「予選を勝ち上がってくる選手やツアーで勝ち上がってくる選手には、本当に尊敬している。僕自身もずいぶん前に同じ経験をしたことがあるが、今は同じ境遇だ。彼は素晴らしいテニスをしていて、きっともっと彼のプレーを見られるだろう」
勝利したズべレフは、4回戦で第13シードのA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは3回戦で第18シードのS・チチパス(ギリシャ)を下しての勝ち上がり。
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