チチパス破りMS初4強へ

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ベスト4進出を果たしたバシラシヴィリ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第29シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)が第2シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4,2-6,6-4のフルセットで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。

>>BNPパリバOP男女シングルス組み合わせ<<

この試合の第1セット、バシラシヴィリはチチパスに5本のサービスエースを決められるなどリターンで苦戦するも、ストローク戦ではミスを重ねるチチパスから得点を量産。2度のブレークに成功し先行する。第2セットを落としたバシラシヴィリは、ファイナルセットでも5度のブレークチャンス与えるも粘りのプレーで1度のブレークに抑えると、自身は3度のチャンスを2度決め切り2時間9分の熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはバシラシヴィリのコメントが掲載された。

「本当に素晴らしい試合ができた。プレー自体にはあまり満足していないけど、自分のストレスレベルをうまくコントロールできていたと思う。こんな大きな大会での準々決勝は初めてだし、ステファノス(チチパス)はタフな選手だ。精神的には少し窮屈でストレスを感じるだろうと思っていたから、肉体的レベルとエネルギーレベルを非常に良い状態に保たなければいけなかった」

「多くの時間を費やして努力してきた。本当に良いプレーができている。ストレスを感じる瞬間を乗り越えられたことは、うれしいこと。このコートはボールがよく飛ぶからに僕のゲームには合わない条件だと感じていたけど、今年はいいプレーができているね」

バシラシヴィリは準決勝で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第31シードのT・フリッツ(アメリカ)のどちらかと対戦する。

一方、敗れたチチパスはBNPパリバ・オープン初の4強入りとはならなかった。

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(2021年10月16日7時14分)
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