コカイン処分後、初の決勝へ

男子テニスのデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）は２３日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク１４８位のＤ・エヴァンス（イギリス）が第２シードのＪ・イズナー（アメリカ）を3-6, 6-2, 6-3の逆転で破り、２度目のツアー決勝進出を果たした。

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予選から勝ち上がってきたエヴァンスは、この日イズナーに１６本のサービスエースを決められたが３度のブレークに成功。１時間３２分で勝利し、２０１７年１月のアピア国際（オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250）以来 約２年ぶりとなるツアー決勝への切符を手にした。

決勝では、世界ランク８２位のＲ・アルボット（モルドバ）と対戦する。アルボットは準決勝で同８４位のＭ・マクドナルド（アメリカ）を逆転で下しての勝ち上がり。

エヴァンスは２０１７年にドーピング検査を受けた際、コカインの陽性反応とその代謝物が検出され、１年間の出場停止処分を科された。その後、２０１８年４月のATPチャレンジャーで復帰していた。

同日に行われたダブルス準決勝で西岡良仁/ アルボット組は第２シードのK・スクプスキ（イギリス）/ N・スクプスキ（イギリス）組に4-6, 2-6のストレートで敗れた。

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