男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が予選勝者で世界ランク74位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)を6-1, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに2018年以来6年ぶり5度目のベスト16進出を決めた。この試合の第1セット、ディミトロフは急所にボールが当たるアクシデントに見舞われており苦悶の表情を浮かべた。
>>【動画】急所にボール直撃、ディミトロフが苦悶の表情<<>>錦織 圭vsボルジェス 1ポイント速報<<>>錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ<<33歳で世界ランク10位のディミトロフは先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で16強入り。ナショナル・バンク・オープンはそれ以来 約1ヵ月ぶりの公式戦となった。
上位8シードは1回戦免除のためこの日が初戦となったディミトロフは第1セット、第4ゲームでブレークに成功。直後の第5ゲームではフォルトとなった自身のサーブの返球が不運な形で急所に直撃。苦悶の表情を浮かべ、一時プレーを中断した。
それでもその後プレーを続行したディミトロフは第6ゲームで2度目のブレークを果たし先行する。続く第2セットでは1ゲームも与えず、わずか55分で勝利した。
勝利したディミトロフは3回戦で世界ランク62位の
A・ポピリン(オーストラリア)と対戦する。ポピリンは2回戦で第11シードの
B・シェルトン(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
J・シナー(イタリア)、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードの
A・ルブレフ、第6シードの
C・ルード(ノルウェー)、プロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)で出場している世界ランク576位の
錦織圭らが16強に駒を進めている。
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