男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク54位の
L・ダルデリ(イタリア)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。試合後にズベレフは「イタリア人は何を食べているのかわからないけど、若くて素晴らしい選手がたくさんいる」とジョークを話した。
>>大坂vsジェン 1ポイント速報<<>>ズベレフ、メドベージェフらBNLイタリア国際組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNLイタリア国際組合せ<<2017年の王者で2018年にも準優勝を飾るなどBNLイタリア国際で好成績を残している世界ランク5位のズベレフ。今大会は初戦の2回戦で同70位の
A・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで下して3回戦進出を決めていた。
この試合の第1セット、ズベレフは6本のサービスエースを決めるなどダルデリにブレークポイントを与えないプレーを披露。タイブレークでも主導権を離すことなく先行すると、第2セットも6本のサービスエースを記録。試合を通してダブルフォルトを1本に抑え、ダルデリに1度もブレークを許すことなく1時間48分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「試合はうまくいったと思う。コートをうまく動き回れたね。少しミスが多かったけど、それもテニスの一部だし、勝ててうれしいよ」
また、22歳のダルデリについては「彼は時速225kmのサーブを放ち、時にはベレッティーニのようにフォアハンドを強く打つ。彼は若くて、これから伸びてくる選手だ。イタリア人は何を食べているのかわからないけど、若くて素晴らしい選手がたくさんいるね(笑)」と話した。
4回戦では世界ランク53位の
N・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。ボルジェスは3回戦で予選勝者で同240位のF・パッサロ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)や第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)らが16強へ駒を進めたものの、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第12シードの
B・シェルトン(アメリカ)らは敗れ姿を消している。
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