男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が予選勝者で世界ランク79位の
D・プリシュミッチ(クロアチア)に6-2, 2-6, 4-6の逆転で敗れ初戦敗退となる大波乱が起きた。試合後、ジョコビッチは「これが今の現実で、向き合っていかなければならない」と語った。
>>【動画】大波乱!ジョコビッチ 逆転負けで初戦敗退、予選勝者プリシュミッチ 大金星の瞬間!<<>>大坂 なおみvsシュナイデル 1ポイント速報<<>>【賞金】プリシュミッチ、シナーら BNLイタリア国際2回戦でいくら獲得?ドローも公開中!<<38歳で世界ランク4位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年ぶり19度目。過去6度の優勝を誇っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、ジョコビッチは2回戦が初戦となった。
3月に行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で4回戦敗退となったのち、右肩の負傷により大会を欠場していたジョコビッチは、今大会が約2ヵ月ぶりの復帰戦となった。
20歳のプリシュミッチとの顔合わせとなった2回戦、ジョコビッチは2度のブレークに成功し、幸先よく第1セットを先取。しかし、第2セット以降は明らかに身体的な苦しさを見せる。ポイント間で膝に手をつく場面や、チェンジコートの際にゆっくりとベンチへ向かう様子も見られ、徐々に動きに精彩を欠いた。
その中で第2セットは序盤に2度のブレークを許してセットカウントは1-1に。ファイナルセットでは一時持ち直し粘りを見せたものの、プリシュミッチの鋭いストロークに押されて第5ゲームでブレークを献上。その後は流れを引き戻すことができず、2時間15分で逆転負けを喫した。
ジョコビッチが同大会で初戦敗退となるのは19度目の出場で初。また、同大会では予選勝者はもちろんのこと、シード選手以外に黒星を喫したのも今回が初めてとなった。
試合後、ジョコビッチは「そのこと(コンディション)については話さないでおきたい。ディノ(プリシュミッチ)におめでとうと言いたい。彼が勝者にふさわしかった」とコメント。「少なくとも最後まで戦えたことには満足している」と語り、観客への感謝も口にした。
さらに「正直、そこまで悪いプレーだったとは思っていない。第2セットは忘れたい内容だったが、第1、第3セットは悪くなかった。最後は良い戦いだった」と試合を振り返り、「現状では最高レベルで戦うための状態には達していないが、この状況を受け入れて最善を尽くすしかない」と前を向いた。
また、プリシュミッチについては「素晴らしい競争者であり、ファイター。今日はハイレベルなテニスをしていた」と称賛し、「フォアハンドも大きく改善している。このまま続けていくべきだ」と評価した。
今後は24日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に向けて調整を進めるジョコビッチ。「ここ数年、大会前に何の身体的問題もなく準備できたことはない。常に何かしらある」と現状を明かした。
その上で「これが今の現実で、向き合っていかなければならない。フラストレーションはあるが、この状態でもプレーすると決めたのは自分自身。それが現実だ」と語り、大会を後にした。
一方、大金星を手にしたプリシュミッチは3回戦で第31シードの
U・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは2回戦で世界ランク55位の
V・コプジバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
テニス365ニュース編集者募集!!
■関連ニュース
・錦織 圭 今季で現役引退を発表・伊藤 あおい「全仏は勝てる気しない、賞金だけ貰う」・アルカラス 全仏OP欠場を発表■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング