テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は13日に女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク42位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)が同76位の
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-3, 6-3のストレートで破り、四大大会で2度目の決勝進出を果たした。なお、ノーシードの選手がウィンブルドンで決勝に進出するのはオープン化以降初の快挙となった。
>>スイトリナvsボンドロウソワ 1ポイント速報<<28歳で元世界ランク3位のスイトリナはツアー通算17勝。昨年10月に男子テニスの
G・モンフィス(フランス)との間に第一子を出産した。今年4月に復帰しランキングを上げてきている。
一方24歳のボンドロウソワは、ツアータイトルは1勝にとどまっているものの、2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝、2021年東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)女子シングルスでは銀メダルを獲得している実力者だ。
両者は今回が6度目の対戦で、対戦成績はスイトリナから3勝2敗。最後の対戦は東京オリンピックの準決勝で、その時はボンドロウソワが6-3, 6-1で勝利した。なお、スイトリナは東京オリンピックの3位決定戦で勝利し銅メダルを獲得しているため、この試合は東京オリンピックの銀メダリストと銅メダリストの対戦となる。
この試合の勝者は決勝で、第2シードの
A・サバレンカと第6シードの
O・ジャバー(チュニジア)の勝者と対戦する。
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