男子テニスで世界ランク27位の
西岡良仁は6月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。クレーシーズンの獲得賞金を明かした。
>>ジョコビッチ、西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<27歳の西岡は先月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で自己最高となるベスト16に進出。
今回の動画では「クレーシーズン(1ヶ月半)の収入がやばすぎて震えてます...」と題し、クレーシーズンで出場した5大会の獲得賞金を発表した。
西岡は4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)で3回戦敗退。これにより36,365ユーロを獲得。続くムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも3回戦敗退。ここでは48,835ユーロを獲得した。
5月に入り、サルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)では2回戦敗退。3,525ユーロを獲得。BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は2回戦敗退で27,045ユーロを手にした。
そして初のベスト16という結果を残した全仏―オープンでの賞金は240,000ユーロとなった。
西岡は動画内で獲得賞金をおおよその日本円換算で約5,300万円と発表し「初めてですね、こんなにお金もらったの。びっくりしました。自分でもこんなにいってるというのをちょっと認識はしていなかったです。もちろんここから税金や経費諸々たくさん払われていきますが」と喜びを語った。
また、今年に入り世界ランキングで初のトップ30入りを果たし、多くの大会で1回戦免除などの優遇を受けた西岡はシードの優位性についても語っている。
「これがシードの優位なところだなっていうのは正直感じました」
「ローマ2回戦とかも正直1回戦やってないのに400万円もらえるし、マドリードとかバルセロナも1回しか勝ってないのに500万とか700万もらえるっていうのも、すごいなっていうふうに思ったので」
「皆さんもですね見てる方も30位切れば大体1ヵ月半で5,000万稼げるという事実を思いながら、これからプロを目指す方練習に励んでください」
トップ選手になるためにはとてつもない努力が必要となるが、トップ選手になることが出来れば相応の対価を受取ることが出来るというメッセージを西岡は送った。
西岡は今後、3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に第24シードとして出場する。
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