男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日にシングルス1回戦が行われ、第9シードの
A・ズベレフ(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク89位の
D・ティーム(オーストリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、今季芝サーフェスでのシングルス初戦を白星で飾った。試合後の握手の場面では両者の仲の良さが垣間見える一幕があった。
>>【動画】仲が良すぎる!?ズベレフとティーム握手のシーン<<2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝でタイトルをかけ争ったこともある2人は(この時はティームが勝利)、仲が良いと以前より明かしている。
12度目の顔合わせで芝コートでは初の対戦となったこの日は、ズベレフが7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。ティームにブレークを許すことのないプレーを披露した。
リターンゲームでは7度のブレークチャンスを握り、そのうち各セット1度ずつブレークに成功。1時間18分で勝利し、通算成績を4勝8敗とした。
試合後、両者はネット越しに通常通り握手をするかと思われたが、お互い示し合わせたように息の合ったタッチを披露。手のひら、こぶし、手の甲、手のひらと流れるようにタッチし笑顔で健闘を称え合った。
真剣勝負の後に2人の仲の良さが表れる一幕となった。
勝利したズベレフは2回戦で世界ランク27位の
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは1回戦で同291位の
L・ハリス(南アフリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
A・ルブレフや、第4シードの
J・シナー(イタリア)、第6シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らが初戦を突破している。
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