国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ツアー大会 ベストゲーム5選

ノヴァークジョコビッチカルロスアルカラス
ジョコビッチとアルカラス(マドリッドOP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは28日に公式サイトで2022年シーズンのベストマッチ、劇的な逆転劇など注目の5試合を振り返った。世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)、同2位のR・ナダル(スペイン)、同5位のN・ジョコビッチ(セルビア)の試合が多く選ばれており、今回はATPツアー(グランドスラムを除く)に焦点を当てた。

マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準々決勝
アルカラス vs. M・キツマノビッチ(セルビア)/ 6-7 (5-7), 6-3, 7-6 (7-5)

アルカラスは3月のマイアミ・オープンでは準々決勝でキツマノビッチとの激闘を制すと準決勝でH・フルカチュ(ポーランド)、決勝でC・ルード(ノルウェー)を下して「ATPマスターズ1000」初優勝を飾るとともに大会史上最年少でタイトルを獲得した。

この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許したアルカラス。それでも第7ゲームでブレークバック成功しタイブレークに突入。先にミニブレークを奪ったものの終盤で3ポイントを連取され先行される。しかし、第2セットでは第2ゲームで先にブレークに成功。その後はブレークチャンスを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、アルカラスはファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。お互いに1度もブレークチャンスを掴むことなくタイブレークに突入。終盤で4ポイント連取に成功し、2時間23分の激闘を制した。

ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)準決勝
ジョコビッチ vs. S・チチパス(ギリシャ)/ 6-2, 3-6, 7-6 (7-4)

この試合の第1セット、互いに安定したサービスゲームを見せチャンスを掴ませない展開となる。それでも第6ゲームでジョコビッチが1度のブレークチャンスをものにし、ブレークに成功。そのまま4ゲームを連取して先行する。

続く第2セットでも序盤はサービスキープが続く展開となるも第5ゲームでチチパスがこの日初のブレークに成功。その後、ブレークチャンスを掴めなかったジョコビッチは第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ジョコビッチは4度のブレークチャンスを掴むも活かせず。互いにサービスキープが続きタイブレークに突入する。タイブレークでは先にミニブレークを許したジョコビッチだったが、その後2度のミニブレークを奪い、2時間19分の激闘を制した。

試合後には「世界最高の選手の一人に対してこのような試合に勝つと、とても素晴らしい気分になる」と語っていたジョコビッチ。決勝戦では2連覇と7度目の優勝をかけてH・ルーネと対戦したが、6-3,3-6,5-7の逆転で敗れ、準優勝となった。

ハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)決勝
L・ムセッティ(イタリア) vs. アルカラス/ 6-4,6-7 (6-8),6-4

20歳のムセッティはツアー大会で6連敗を喫して同大会に参戦。1回戦でD・ラヨビッチ(セルビア)に敗れ7連敗を喫するところだったが、2度のマッチポイントを凌ぎ初戦突破。その後は決勝まで全試合ストレート勝ちで勝ち上がった。

決勝戦の第1セット、ムセッティは第1ゲームで先にブレークを奪う幸先の良いスタートを切ったものの直後の第2ゲームでブレークバックを許す。それでも第7ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。

第2セットでも第1ゲームでブレークしたムセッティ。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームのサービスでは2度のマッチポイントを握るなど勝利まであと一歩まで迫った。しかし、ここでブレークバックを許すとタイブレークでも3度のマッチポイントを決められず、セットカウント1-1に追いつかれる。

ファイナルセットでは互いにブレークを奪うことができず、ゲームカウント5-4まで推移。それでも第10ゲームでムセッティがブレークに成功し、2時間49分の熱戦をものにした。

試合終了と共に喜びの余りコートに倒れたムセッティ。試合後の会見では「このような波乱万丈の展開で優勝できるとは思っていなかったから、ここにいられて、チャンピオンになれて本当にうれしいよ」とコメントを残した。

ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)3回戦
ナダル vs. D・ゴファン(ベルギー)/ 6-3, 5-7, 7-6 (11-9)

ナダルは2017年以来5年ぶり6度目のタイトル獲得を狙い、19回目の出場。初戦でキツマノビッチを6-1, 7-6 (7-4)のストレートで破り勝ち上がりを決めたものの、ゴファンとの3回戦は苦戦を強いられた。

第1セットを先取したナダルは第2セット、第9・第10ゲームで2度のマッチポイントを掴むも決めきれず、ゴファンが1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。4度のマッチポイントを凌いだナダルが元7位ゴファンを3時間9分に及ぶ激闘の末に制した。

この激闘を制しベスト8進出を果たしたナダルだったが、準々決勝でアルカラスに2-6, 6-1, 3-6のフルセットで敗れている。

ムチュア・マドリッド・オープン準決勝
アルカラス vs. ジョコビッチ/ 6-7 (5-7), 7-5, 7-6 (7-5)

準々決勝でナダルを破ったアルカラスは準決勝でジョコビッチを破る快進撃をみせた。

初の顔合わせとなったこの試合は序盤、第1ゲームからアルカラスがブレークに成功し幸先良いスタートを切る。しかし第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークへ突入すると2度のミニブレークを奪われて第1セットを落とす。

続く第2セット、互いにサービスキープが続く中、アルカラスが粘りのプレーを見せ第12ゲームでこの日2度目のブレークに成功。1セットオールとして試合はファイナルセットへ突入。

勝負のファイナルセット、互いにブレークを許さずサービスキープが続き、この日2度目のタイブレークへ。3度のミニブレークを奪ったアルカラスが当時世界ランク1位のジョコビッチとの3時間半の熱戦を制した。

試合後にアルカラスは「このような試合に勝つことができて本当にうれしい。昨日はラファ(ナダル)に、今日は世界ナンバー1に勝てたことは、明日の決勝に向けて大きな自信になった。おそらく僕のキャリアの中でも、人生の中でも、間違いなく最高の日のひとつだね」とコメント。

続く決勝戦では当時世界ランク3位のA・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-1のストレートで破り、大会史上最年少で優勝を飾っている。




■関連ニュース

・アルカラス「最高の1週間」
・アルカラス表彰「夢のようなこと」
・「7年間長かった」とジョコ

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年11月29日12時22分)

その他のニュース

5月11日

試合後に口論も「それも試合の一部」 (22時10分)

柴原瑛菜 第1シードに屈し準V (20時23分)

坂詰姫野 16歳に屈し準優勝 (17時16分)

激闘の末敗れ今季6度目の初戦敗退 (16時14分)

準V→2回戦敗退で世界ランク急落 (9時14分)

3年ぶり 世界4位以下に陥落 (8時13分)

小堀桃子/清水綾乃ペア 2週連続V (6時39分)

世界1位シナー 出場停止から復帰し白星 (5時52分)

大坂なおみ 逆転勝ちで2年連続16強 (3時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブズコバ (0時51分)

5月10日

大坂なおみに追い風?第5シード敗退 (23時45分)

前年女王 まさかの3回戦敗退 (22時35分)

無料体験実施中!新テニススクールオープン (16時12分)

メド 元世界8位にストレート勝ち (15時38分)

チチパス 5連続7度目の初戦突破 (14時27分)

露から国籍変更の相手と握手交わす (12時08分)

ジョコ 主催者推薦で全仏OP前哨戦へ (10時09分)

ズべレフ完勝 2連覇へ好発進 (7時47分)

5月9日

坂詰姫野と秋田史帆 4強入り (23時00分)

アルカラス 22歳初白星で3回戦へ (22時04分)

錦織圭 次戦は予選から出場へ (19時20分)

西岡良仁「肩は完璧ではない」 (17時07分)

世界7位に勝利、復帰へ上々の仕上がり (16時08分)

新教皇はテニス経験者 (14時58分)

4度目Vに向け圧勝で3回戦へ (11時49分)

大坂なおみ 次戦は世界53位に決定 (11時19分)

元世界9位「もう終わり」別れ告げる (9時41分)

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

【動画】試合終了後に一触即発、両者が口論し主審が止めに入るシーン (0時00分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

【動画】世界1位シナー 復帰戦で白星!勝利の瞬間、安堵の表情 (0時00分)

【動画】大坂なおみ 逆転勝ちで16強!勝利の瞬間 笑顔でガッツポーズ! (0時00分)

【動画】露から国籍変更したカサトキナと握手を交わすコスチュク (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!