男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク115位の
M・イメル(スウェーデン)が同50位の
A・マレー(イギリス)を7-6 (10-8),4-6,6-1のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<>>西岡ら出場 シティOP組合せ<<初の顔合わせとなったこの試合、第1ゲームで幸先よくブレークに成功したイメルだったが、第2ゲームでブレークバックされる激しい展開となる。その後は互いにチャンスが作れないなか、第7ゲームでブレーク。しかしここでもリードを守り切れず第8ゲームでブレークされタイブレークに突入する。勢いに乗るマレーに3度のセットポイントを握られるがこれを凌ぐと、自身は2度目のセットポイントをものにし先行した。
第2セットでは3本のダブルフォルトを犯すなど2度のブレークを許したイメルが落としファイナルセットへ。徐々に疲れの見えるマレーに対し、第2・第4ゲームでブレークを奪い4-0とリードを広げる。第5ゲームで1度ブレークを返されたものの第6ゲームでとどめのブレーク。2時間50分の熱戦を制し2回戦へ駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには勝利しあ23歳のイメルのコメントが掲載された。
「興奮している。北米のシーズンの最初の試合だから、当然まだ改善することはあるけど、最初の試合としてはとてもいい感じだ」
イメルにとって今回のハードコートでの勝利は、2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)以来 約半年ぶり。2回戦では第15シードの
A・カラツェフと対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、カラツェフはこの試合が初戦となる。
同日には世界ランク67位の
A・マナリノ(フランス)、同81位の
J・ドレイパー(イギリス)、同82位の
D・クドラ(アメリカ)、同112位の
B・ペール(フランス)らが初戦突破を果たした。
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