男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス3回戦が行われ、第14シードの
C・アルカラス(スペイン)が第21シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>大坂 なおみvsコリンズ 1ポイント速報<<>>大坂ら マイアミOP組み合わせ<<前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では準決勝で世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)に敗れ決勝進出を逃したものの、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の4強入りを果たしたアルカラス。21日付の世界ランキングではキャリアハイの16位を記録した。
今大会のシード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク55位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)をストレートで破った。この試合の第1セット、アルカラスは第2ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐと直後の第3ゲームでブレークに成功。その後はサービスキープが続き先行する。
第2セットではファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得。第9ゲームでブレークに成功し、1時間35分で元世界3位のチリッチに勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「試合のスタートはうまくいった。試合の序盤で自信を持つことが大切だったよ。(良いスタートが)第1セットの鍵であり、試合で調子を上げることが重要だった」と語った。
「観客は僕のドロップショットやハードなプレーを気に入ってくれたようだね。観客はこういうスタイルが好きだし、ここマイアミでは、多くの人がスペイン語を話すと思うんだ」
勝利したアルカラスは4回戦で第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)と第25シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
同日には第1シードの
D・メドベージェフ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)らが16強に駒を進めている。

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