男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、昨年準優勝で第9シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク71位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を6-4, 3-6, 7-6(10-8)のフルセットで破り、2年連続で初戦突破を決めている。
>>大坂 なおみvsムチョバ 1ポイント速報<<>>マイアミOP組み合わせ<<シード勢が1回戦免除のため、この日が初戦となった世界ランク11位のシナー。
この日は、第5ゲームで最初のブレークに成功し第1セットを先行する。しかし続く第2セットでは第6ゲームでブレークを許しセットカウントを1-1とされる。ファイナルセットでは第3ゲームでブレークを奪われるも、第10ゲームでブレークバックに成功して、タイブレークに突入。最後は6度のミニブレークを奪ったシナーが2時間42分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは、試合後のシナーのコメントを公式サイトに掲載。
「今日はタフな試合だった。第3セットで7-6というのは、運も必要だからね。彼(ルースブオリ)はとても良いプレーをしていたと思うよ、特に第2セット以降はね。僕はコンディションに対応しようとしたし、今日持っているものを使って戦おうとしたんだ」
「この勝利は、僕に大きな自信を与えてくれて、ポジティブなこともあるけど、まだ改善しなければならない点もあるんだ。今日は精神的には強かったと思うけど、テニス的には改善すべき点がいくつかあるね」
勝利したシナーは3回戦で第17シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは2回戦で、世界ランク70位の
D・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第6シードの
C・ルード(ノルウェー)、第10シードの
C・ノリー(イギリス)、第22シードの
G・モンフィス(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
N・キリオス(オーストラリア)らが3回戦へ駒を進めた。

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