男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク166位の
B・チョリッチ(クロアチア)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに2018年以来4年ぶり3度目の3回戦進出を決めた。試合後には「勝利が必要だった」と述べた。
>>大坂 なおみvsムチョバ 1ポイント速報<<>>ズベレフ、メドベージェフら マイアミOP組み合わせ<<前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では
A・ゴルベフ(カザフスタン)とペアを組み出場したダブルスで4強入りを果たしたものの、シングルスでは初戦敗退を喫した世界ランク4位のズベレフ。
シード勢は1回戦免除のため初戦となったこの日の第1セット、ファーストサービスが入った時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得。第9ゲームで掴んだこの試合初のブレークチャンスを活かし先行する。しかし、第2セットでは第2ゲームでブレークを許し、元世界12位のチョリッチにゲームカウント0-3とリードを奪われる。その後は1度もブレークチャンスを掴むことができずセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第2ゲームでブレークに成功し3ゲームを連取したズベレフ。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークチャンスを1度握られるも凌ぎ2時間1分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPはズベレフのコメントを掲載し次のように語った。
「フルセットでの勝利も必要だった。もちろん、1セットアップのときはフルセットまで戦いたくないけれど、それでも全てがうまくいったことに満足している。彼(チョリッチ)は僕にとっては非常にタフな相手。今回の結果には満足しているし、次の試合も楽しみにしているよ」
勝利したズベレフは3回戦で世界ランク54位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは2回戦で第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
C・ルード(ノルウェー)、第9シードの
J・シナー(イタリア)、第10シードの
C・ノリー(イギリス)らが3回戦に駒を進めている。
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