男子プロテニス協会のATPは8日に公式サイトを更新し、世界ランク3位の
A・ズベレフ(ドイツ)が2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で行った行為に関しての処分を発表した。
>>大坂らBNPパリバOP組み合わせ<<>>高校センバツ 男女団体組合せ<<2月21日に行われたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCのシングルス1回戦を勝ち抜いたズベレフ。ダブルスには
M・メロ(ブラジル)とペアで臨んで出場したが、1回戦でL・グラスプール(イギリス)/ H・ヘリオヴァーラ(フィンランド)組に敗れ初戦敗退。試合終了後、握手を終えたズベレフは審判台に向かうと、3度ラケットで審判台を強く叩く。怒りは収まらず、その後も審判に暴言を吐きながら審判台をラケットで叩いた。その行為によって、後日行われる予定だったシングルス2回戦への出場が取り止めにとなったいた。
今回の処分は2万5,000ドル(約289万円)の追加罰金と、8週間にわたるATP公認大会への出場停止。ただし、この処分には条件が付いており、2023年2月22日(事件から1年)までの保護観察期間中にコートでさらなる違反を犯した場合に科される。
ズベレフは同大会での暴言や非スポーツマン的行為により、すでに合計4万ドル(約460万円)の罰金処分を科されている。また、それに加えてシングルスおよびダブルスの賞金3万1,570ドル(約364万円)と同大会で得たATPランキングポイントを全て没収されている。
なお、ズベレフは3月11日(金)までに、この調査結果に対して不服を申し立てることができる。
スべレフの行為に関しての罰則
・試合中または試合終了時に、審判員、対戦相手、観客、その他の人に対し、無礼な態度や攻撃的な行動をとるなどの行為に基づく、スポーツマンらしくない行為。
・コート上または会場内での、審判員、対戦相手、観客、その他の人に対する暴言または身体的な暴力行為。 >>審判台を叩くズベレフ<<
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