男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク37位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-4, 7-6 (7-1)のストレートで破り、初戦突破を決めるとともに大会初のベスト8進出を果たした。試合後には「本当にタフな1日だった」と振り返った。
>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<>>カタールOP組み合わせ<<この試合は17日に予定していたが雨天により延期に。翌日の18日には試合が行われたものの第1セット途中で再び雨天により順延となっていた。
1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦敗退となっていたアルカラス。この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークに成功し先行する。第2セット、お互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークでは4度のミニブレークに成功した18歳のアルカラスが1時間49分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「長い時間待ってプレーできるかどうか分からなかった。本当にタフだったけど、自分のレベルには本当に満足しているし、ここリオで初めての準々決勝を戦えることに興奮しているよ」と語った。
勝利したアルカラスは準々決勝で第1シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは2回戦で世界ランク106位の
T・モンテイロ(ブラジル)を6-4, 6-7 (6-8), 6-3のフルセットで破っての勝ち上がり。
全豪オープン3回戦ではフルセットの末に敗れたベレッティーニとの準々決勝に向けてアルカラスは次のように述べている。
「彼(ベレッティーニ)のレベルは誰もが知っている。メルボルンでは負けたけど、クレーでは少し違うものになると思う。彼のサーブはハードコートのように危険なものにはならないだろう。でも、彼と対戦するのはとても楽しみだよ。僕らは素晴らしい戦いを繰り広げてきたからね」

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