男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第31シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を4-6,6-3,7-6 (7-3)の逆転で破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。
>> BNPパリバOP組み合わせ<<この試合の第1セット、フリッツは1度ブレークに成功するものの、サービスゲームでズベレフに2度のブレークを奪われ先行される。しかし、第2セットではファーストサービスが入ったときに84パーセントの確率でポイントを決めることに成功しセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、フリッツは第2ゲームで先にブレークされるとゲームカウント2-5で迎えた第8ゲームでは自身のサービスゲームながらマッチポイントを握られる。しかしこれをしのぐと、直後の第9ゲームでブレークバックに成功し、試合はタイブレークに突入。タイブレークでは2度のミニブレークに成功したフリッツが逆転勝利をおさめ、2時間20分の試合に終止符を打った。
フリッツは試合後のオンコートインタビューで「本当に落ち込んでいたが、自分の力を発揮する方法を見つけた。通常、このような状況やファイナルセットのタイブレークではとても緊張するけど、自分のゲームを積極的に進めていくことで自信を持つことができた。プレッシャーがある中で良いプレーができたことは、本当に素晴らしいことだった」と語った。
「1番大きかったのは自分のサービスゲームでマッチポイントを握られたとき。彼(ズベレフ)にサーブを打たせるところまで粘りたかったから、そのゲームをキープするために全力で戦ったよ」
「その後の彼のサービスゲームはラッキーだった。そこからはコントロールできたし、プレッシャーの中でもとてもいい気分でプレーできた。この結果は驚いているよ。特に、試合の終わり方は観客のみんなと一緒に高い感情を持って臨むことができた。観客も素晴らしく、夢のようだね」
勝利したフリッツは準決勝で第29シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦する。バシラシヴィリは準々決勝で第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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10/7(木)~10/17(日)
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