男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第21シードの
C・ノリー(イギリス)が第11シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-0,6-2のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。
>>BNPパリバOP男女シングルス組み合わせ<<この試合、ノリーはファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得しシュワルツマンのブレークを1度に抑える。リターンゲームでは4本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないシュワルツマンに対し、セカンドサービスから積極的に攻め込み6度のブレークに成功。1時間13分で圧勝し今季ツアー7度目となる準決勝に駒を進めた。
26歳で世界ランク26位のノリーはこの日の勝利で、次週更新されるATP世界ランキングでトップ20以内に入ることが確定。また、イギリス男子では現在同国首位で同22位の
D・エヴァンス(イギリス)を抜きトップになる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはノリーのコメントが掲載された。
「今日はすべてが思い通りになった。フィジカルがものをいう長い試合になることを覚悟していたけど、第1セットでは深くライン際にショットを放て、第2セットでは粘り強くタフにプレーでき、必要なときには良いサービスもうつことができた。僕にとって大きな勝利だよ」
また、今季は7月のミフェル・オープン(メキシコ/ロス カボス、ハード、 ATP250)でツアー初優勝を飾り、4度の準優勝を果たすなどキャリア最高のシーズンを送っているノリー。現時点で今季マッチ45勝をあげており、11月に行われるNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)初出場への期待がかかる。
「今年はかなり安定している。サーブやリターンなどの基本的なプレーがうまくできているし、大きなポイントでのプレーもうまくできていると思う。もう少しアグレッシブになりたいと思っているし、経験を積むことでより多くのことを学んでいると感じているよ。本当に幸せだ」
ノリーはBNPパリバ・オープン準決勝で第23シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を逆転で下しての勝ち上がり。
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10/7(木)~10/17(日)
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