プロテニスプレーヤーの
内山靖崇が立ち上げた大会、男子テニスのUchiyama Cup(北海道札幌市平岸庭球場/ハード、JTT1 賞金総額300万円)は本戦5日目の11日、ダブルス決勝が行われ、柚木武/楠原悠介組が
河内一真/
鈴木昂組に6-2, 6-3で勝利し、優勝をおさめた。
>>フェルナンデスvsラドゥカヌ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチvsメドベージェフ 1ポイント速報<<大会初代王者に輝いた法政大学出身ペアの柚木武/楠原悠介組のコメントは以下の通り。
優勝コメント:柚木武
「大会が中止になっていくなか、開催していただけて本当に良かった。楠原さんは一つ上の先輩ですが、いつも楽しくできるし、慣れもあるので戦いやすい。また機会があったらお願いしたい。シングルスはケガでリタイヤしてしまい、フィジカルの大切さを改めて感じているので、今後はトレーニングも頑張っていきたい」
優勝コメント:楠原悠介
「自分たちはサービスキープが基本で、どこでブレークできるか、というところで苦しむので、今日の試合は最初のゲームでプレークできたのが大きかった。(柚木は)同じ法政大学出身で、学生時代も一般大会に一緒に出ていた。パワーがあるので安心感があり、JTA大会だといまだ無敗。その中でも賞金総額300万円の大会は初優勝なのでとてもうれしい」
決勝を戦った両ペア:左から楠原/柚木、河内/鈴木
同大会は内山靖崇が、「テニスファンの方々、子供たちにプロのテニスを間近で見てもらう機会を作りたい、応援してくれる人が多くいる地元北海道への恩返しをしたい」という思いを込めて立ち上げた大会。
今年はコロナ禍の影響もあり国内大会として開催され、来年以降は国際大会、複数大会の開催を目指している。
内山は、Uchiyama Cup開催への想いを以下のようにコメントしている。
「現在札幌ではプロの大会が行われていない状況の中、僕が以前味わった気持ちをジュニア選手に感じて貰いたいと思い、自分が100位を切ったことをきっかけに地元に恩返しをするつもりで今回『Uchiyama Cup』を開催することにしました」
「日本の選手をたくさんの方に見ていただくということももちろんですが、試合数が増えればここでのポイントを元に海外に挑戦できる選手がもっと増えるのではないかと思っています」
「そして、テニスプレーヤーに憧れる子供たちが増え、テニス愛好家の皆さんも気軽にテニスが観戦できる、そんな環境を作っていきたいと思っています」
Uchiyama Cupは大会最終日の12日にシングルス決勝が予定され、第1シードの
島袋将と第4シードの
白石光が対戦する。
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