東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)は27日、テニスの女子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
大坂なおみは世界ランク42位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)に1-6,4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出を逃した。国際テニス連盟のITFは公式サイトに試合後の大坂のコメントを掲載した。大坂は「少なくとも1回戦で負けなかったのは良かった」と語っている。
>>錦織ら東京オリンピック対戦表<<>>錦織vsギロン 1ポイント速報<<雨による悪天候のため屋根が閉まった状態で行われたセンターコートの第1試合。大坂は序盤からミスを連発すると4ゲームを連取される立ち上がりとなる。リターンゲームでは左利きのボンドロウソワのサービスに苦しみリズムを掴めないまま第1セットを落とした。
第2セット、第1ゲームでこの試合初のブレークに成功した大坂だったが、第4ゲームでは痛恨のダブルフォルトを犯しブレークバックされ主導権はボンドロウソワに。ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームではサービスゲームをキープすることができずに落とし、1時間8分で力尽きた。
試合後に大坂は「少なくとも1回戦で負けなかったのは良かった。ここに来れて本当に良かった。もちろん負けたことは悲しいけど、全体としては初めてのオリンピックの経験にとても満足している」とコメントした。
大坂は今年5月に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の2回戦を棄権し、四大大会初制覇を達成した2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以降うつ病に悩まされていたと公表しツアーから離脱。今大会は約2カ月ぶりの復帰戦だった。
一方、勝利は準々決勝で世界ランク29位の
P・バドサ(スペイン)と同38位の
N・ポドロスカ(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
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