高校3年生のテニスプレーヤーに「3年間の集大成となる大会を提供したい」との想いから実現した「全国高3テニスチャレンジトーナメント(後援:文部科学省スポーツ庁)」は3日、四国大会(愛媛県松山市/愛媛県総合運動公園/ハードコート)を開催し、全国大会に出場する男女各2名が決定した。
男子シングルス決勝は第1シードの村上喬(高松北高)が、濱田航太(城南高)に6-3で勝利し優勝。リーグ戦で行われた女子シングルスは、内田さくら(済美高)が負けなしの3勝0敗で優勝、2勝1敗の鎌倉汐里(高知中央高)が準優勝をおさめた。
【四国大会・上位結果】
■男子
優勝:村上喬(高松北高)
準優勝:濱田航太(城南高)
■女子
優勝:内田さくら(済美高)
準優勝:鎌倉汐里(高知中央高)
男女の優勝・準優勝の各2名は、11月7日・8日に
清水善造メモリアルテニスコート(群馬県高崎市/ハード)で行われる全国大会へ出場する。
>四国大会・全試合動画<>男子ドロー・結果一覧<>女子リーグ・結果一覧<準優勝の濱田航太、鎌倉汐里
【優勝・準優勝選手のコメント】
男子優勝:村上喬(高松北高)
「まずこのような状況で大会を開催してくれたことに感謝したいです。全国大会ではインターハイや全日本ジュニアが無くなった悔しさを晴らせるように精一杯頑張ります」
男子準優勝:濱田航太(城南高)
「準優勝できて良かったです。全国大会に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います」
女子優勝:内田さくら(済美高)
「今コロナの状況でなかなか試合がないなか、このような試合ができたことに感謝を忘れず、最後までコートに立つことができました。全国大会では、3年間親もとを離れて生活してきたので、チームメイトや先生、家族への感謝と恩を忘れず、全力で戦っていきます」
女子準優勝:鎌倉汐里(高知中央高)
「優勝できなくて悔しかったですが、全国大会に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします」
9月5日の関西大会から始まった全10会場で行われる地方大会は、3日に行われた四国大会、東海大会(岐阜県岐阜市/岐阜メモリアルセンター/ハードコート)、九州大会(福岡県福岡市/海の中道マリーナ&テニス/砂入り人工芝)をもって全日程を終了し、11月に各地方大会の上位進出者、男女各32名による全国大会が開催される。
全国大会は4名×8グループによるラウンドロビンが行われ、各グループの上位1名による決勝トーナメントによって全国優勝の座が争われる。
各大会は、新型コロナウイルスの感染症対策として、ダイヤモンドプリンセス号の除染消毒を行った世界最高峰のコロナ除染技術をもつ「一般社団法人 日本特殊清掃隊」の監修のもと、試合会場の除染消毒および出場選手・運営スタッフへの感染対策指導を実施するほか、全会場とも保護者、選手関係者を含む無観客(報道メディア、大学スカウトは除く)にて開催される。
>最新情報:大会公式Twitter<>大会公式サイトはこちら<
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