男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第14シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)を6-1, 6-0のストレートで破り、4年連続14度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<前日の雨による悪天候の影響で1日2試合のダブルヘッダーとなったナダルは、初戦の2回戦で世界ランク42位の
J・シャルディ(フランス)を6-0, 6-1で撃破。
3回戦でも勢いの止まらないナダルはファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどバシラシヴィリを圧倒。2試合で2ゲームしか落とさない完璧なテニスで8強入りを決めた。
男子テニス協会のATP公式サイトでナダルは「1日2試合をすることは非常に危険だった。僕はそれをうまくコントロールして切り抜けることができた。初戦よりも3回戦の方がより良かったと思う。午後の試合レベルに満足している」と語った。
2年連続9度目のBNLイタリア国際優勝を狙うナダルは、ベスト4進出をかけて準々決勝で世界ランク38位の
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは同日行われた2回戦で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)、3回戦で第11シードのK・カチャノフを下しての勝ち上がり。
ナダルは準々決勝について「彼(ベルダスコ)はいつも大変。彼がうまくプレーしているときは誰にとっても本当に危険な選手になる」と警戒した。
一方、ベルダスコは「今日は大変な1日だった。僕は6セットをプレーしたがどちらも勝利をおさめることができた。特に世界4位のティームに勝てた。彼はクレーでトップ3の選手。それにカチャノフ。彼もまた世界11か12、13位の選手で非常にタフ。今日のパフォーマンスには満足している」と振り返った。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第6シードの
錦織圭、第7シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)らが8強へ駒を進めた。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 ローマ」
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