テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、男子シングルス準決勝が行われ、第12シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードの
R・ナダル(スペイン)との2日がかりの死闘を6-4, 3-6, 7-6 (11-9), 3-6, 10-8のフルセットで制し、2015年以来3年ぶり5度目の決勝進出を果たした。
>>ジョコvsアンダーソン 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合は13日に行われたが、前の試合が大会史上2番目に長い6時間36分を記録。第2試合に組まれていたナダルとジョコビッチの準決勝開始は現地時間20時を過ぎていた。試合はジョコビッチが第3セットを取った時点で、大会の規定により14日へ順延していた。
再開後も前日に続いて序盤から両者激しいラリー戦を披露する中、第1ゲームでジョコビッチがブレークチャンスを握るも、このチャンスを逃すとナダルに3ゲーム連取を許す。しかし、第5ゲームでブレークバックに成功すると、ネットプレーを決めるなどでゲームカウント3-3に追いつく。その後、第8ゲームもブレークされたジョコビッチは第4セットを落とした。
迎えたファイナルセット、第9・第15ゲームでジョコビッチは15-40とブレークチャンスを握られたが、サービスキープに成功。そして第18ゲームでナダルのサービスゲームを破り、52度目の戦いを制した。試合時間は5時間を超えていた。
決勝では、第8シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは準決勝で第9シードの
J・イズナー(アメリカ)をフルセットで破っての勝ち上がり。
元世界ランク1位のジョコビッチはウィンブルドンを3度制しており、今大会では第21シードの
K・エドモンド(イギリス)、K・カチャノフ、第24シードの
錦織圭、さらに世界ランク1位のナダルらを下して2015年以来3年ぶり4度目の優勝に王手をかけている。
一方、敗れたナダルは2011年以来7年ぶり6度目の決勝進出とはならなかった。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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