男子テニスのニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)は14日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク72位の
E・ドンスコイ(ロシア)を6-2, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。錦織が世界ランク2桁台の選手に勝利するのは、当時同32位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を破った昨年のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)3回戦以来 約6カ月ぶり。
>>錦織vsアルボット 1ポイント速報<<>>錦織らニューヨークOP対戦表<<この日、錦織は第1ゲームでいきなりブレークに成功。安定した試合運びを見せた錦織は、第7ゲームで再びドンスコイのサービスゲームを破り、第1セットを先取する。
第2セットは互いにサービスキープが続くなか、錦織が第5ゲームでブレーク。その後もドンスコイに試合の主導権を与えず、快勝で準々決勝進出を決めた。
準々決勝では、世界ランク91位の
R・アルボット(モルドバ)と対戦する。アルボットは2回戦で、第3シードの
J・イズナー(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
今年1月のニューポートビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で右手首のけがから復帰した錦織は、翌週のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)で復帰後初のタイトルを獲得。
今大会の1回戦では、世界ランク232位の
N・ルービン(アメリカ)をストレートで破ってATPツアー復帰戦を白星で飾っていた。


■関連ニュース
・フェデラー 錦織は「欠かせない」・錦織の珍ジャッジに観客笑い・錦織「着実にレベルアップ」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報