テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は8日目の22日、男子シングルス4回戦が行われ、第14シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク58位の
チョン・ヒョン(韓国)に6-7 (4-7), 5-7, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、2年ぶりのベスト8進出とはならなかった。
>>錦織らニューポートビーチCH対戦表<<>>全豪OP 男子対戦表<<この試合、7本のダブルフォルトを犯すなど自身のサービスゲームで苦戦したジョコビッチは、タイブレークの末に第1セットを落とす。その後は、メディカルタイムアウトを要求し、トレーナーから足と右肘の治療を受けた。
第2セットもチョンのペースで試合が進み、2度のブレークを許したジョコビッチはセットカウント0-2の崖っぷちに立たされる。第3セットでは第1ゲームでブレークに成功したが、第2ゲームですぐにブレークバックされると、最後はタイブレークで力尽き、ストレートで敗れた。
ジョコビッチは今大会、1回戦で世界ランク63位の
D・ヤング(アメリカ)、2回戦で同39位の
G・モンフィス(フランス)、3回戦で第21シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を下して4回戦まで駒を進めていた。
右肘の回復が間に合わず、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)を欠場したジョコビッチは、エキシビジョン クーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)で約6カ月ぶりの実戦を白星で飾った。
全豪オープンでは過去6度の優勝を誇るが、昨年は2回戦で当時世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)に敗れる波乱に見舞われていた。
一方、勝利したチョンは準々決勝で、世界ランク97位の
T・サングレン(アメリカ)と対戦する。サングレンは4回戦で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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