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猛暑 ジョコ「限界だった」

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は4日目の18日、男子シングル2回戦が行われ、第14シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が最高気温40度の猛暑の中で世界ランク39位のG・モンフィス(フランス)を4-6, 6-3, 6-1, 6-3の逆転で破り、2年ぶりの3回戦進出を果たした。

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この日は汗が噴き出す猛暑日となり、多くの観客は日陰で観戦。強い日差しから逃れ、会場に設置されている扇風機や噴水で暑さをしのいだ。

2時間45分の戦いを制したジョコビッチは「精神的にタフな1日だった。今日のような環境は精神的なダメージがある。何とか勝利で終われて嬉しい。第1セットを先取されてしまったから、辛抱してチャンスを待たなければいけなかった」と振り返った。

「限界だった。テニスは、他の世界的なスポーツと同じようにビジネスになっている。スポーツより、ビジネスの側面が強くなっている。時には、それを嫌に時もある。最も大切なのは健康。30歳とか35歳で引退後、どうなるかのか?歩いたり走ったり、肉体的に困難になってしまったり。とても難しい問題だけど、選手がどんな状況を潜り抜けているか理解してほしい」

開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)を制した元世界ランク6位のモンフィスについては「彼(モンフィス)はテニス界で最高のアスリートの1人。自信に満ちていた。もしかすると、彼の方が苦しんだかもしれない。明らかに彼はベストではなかった」とコメントした。

19日の気温が42度を予想されていることについて、ジョコビッチは「気温や湿度の状態など、ルールには色々な要素がある。チケット等の関係があるのは分かっている。試合をしなければ観客は嬉しくない。大きな決断を下す前に、色んな角度から状況を見る必要がある。プロとして、タフな状況に耐えられるようにしているはず。それでも限界はある」と言及した。

今大会からジョコビッチはサービス・モーションに変化を加えている。この日、11本のダブルフォルトを犯したことについては「出だしは緊張していた。暑さのせいにはしたくない。新しいサービス・モーションで、不安定なのは想像していた。受け入れなければいけないし、次の試合には良くなっていることを願う」と3回戦へ気を引き締めた。

ベスト16進出へ向け、3回戦では第21シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。

同日の2回戦では第2シードのR・フェデラー(スイス)、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのD・ティーム(オーストリア)、第12シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)らが3回戦へ進出。第7シードのD・ゴファン(ベルギー)、第9シードのS・ワウリンカ(スイス)、第13シードのS・クエリー(アメリカ)は2回戦で敗退した。






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(2018年1月19日7時03分)

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