テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク41位の
杉田祐一は同89位の
I・カルロビッチ(クロアチア)に6-7 (3-7), 7-6 (7-3), 5-7, 6-4, 10-12のフルセットで敗れ、惜しくも四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>ジョコvsモンフィス 1ポイント速報<<>>全豪OP 男子対戦表<<この日、コート8には多くの日本人が杉田へ声援を送った。
カルロビッチの強烈なサービスに対し、杉田はリターンエースを決めるなどのプレーで応えた。試合は一進一退の展開が続いたが、ファイナルセットの第23・24ゲームを連取され、死闘の末に惜敗した。
4時間33分におよぶ激闘を終えた杉田は、応援してくれたファンへ感謝の気持ちを示した。サインに応じ、タオルをプレゼントするファンサービスをし、コートを後にした。
試合後の会見では「正直、運がなかったというのはあります。悔しいですが、しょうがないです。途中から(カルロビッチの)癖を見つけましたが、トータル的にリズムが取りにくい相手でした」と振り返った。
2017年から波に乗る杉田は、今大会1回戦で第8シードの
J・ソック(アメリカ)を破り、トップ10から初勝利、全豪オープン初勝利をあげた。
2018年の目標を「マスターズ優勝」と掲げる杉田は、最後に「間違いなく勝負のシーズンになる」と気を引き締めた。
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