テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク44位の
杉田祐一が四大大会初勝利をあげて初戦突破を果たした。試合後の会見では、ウィンブルドンで歴代最多タイの7勝を誇る
R・フェデラー(スイス)からツアー初優勝を祝福されたと明かした。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<会見前、前哨戦のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾った杉田に、フェデラーは「先週おめでとう」と声をかけて握手を交わした。
これに対し、杉田は会見で「嬉しいです」と笑顔を見せた。
6月のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)で杉田は予選で敗退したが、欠場者によりラッキールーザーで本戦入り。1回戦ではフェデラーと対戦していた。
この日、杉田は世界ランク232位の
B・クライン(英国)を7-6 (7-5), 6-3, 6-0のストレートで下し「ファーストを取られていたら、フィジカル的にきつかった。ファーストが取れたので、気持ち的にかなり余裕ができた」と振り返った。
アンタルヤ・オープンと今大会の違いについては「1番難しかったのはリターンです。トルコはすごい速いコートだった」と述べた。
2回戦では、アンタルヤ・オープン決勝で対戦した
A・マナリノ(フランス)と顔を合わせる。マナリノは、1回戦で対戦した第19シードの
F・ロペス(スペイン)の途中棄権により2回戦に駒を進めている。
一方、フェデラーも同日の1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)の途中棄権により2回戦へ駒を進めている。
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