男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は18日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)に6-2, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、決勝進出を逃した。フェデラー、
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(イギリス)のBIG4がいないATPファイナルズ決勝は2009年以来8年ぶりとなる。
>>ディミトロフvsゴファン 1ポイント速報<<>>ATP最終戦 組み合わせ表<<今大会はナダルが初戦に敗れた時点で膝のけがにより棄権、ATPファイナルズで4連覇の偉業を成し遂げているジョコビッチと昨年覇者のマレーは今季中盤で休養に入っていた。
BIG4不在の決勝は、2009年に
N・ダビデンコ(ロシア)が決勝で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を破り優勝した時以来。
この日、グループ・ピート サンプラスを3戦全勝の1位通過で準決勝へ進出していたフェデラーは過去6連勝と負けなしのゴファンから第1セットを33分で先取する好スタートを切った。しかし、第2セットの第2ゲームでブレークを許してからは主導権を握られ、1時間45分で準決勝敗退となった。
ゴファンは、決勝で第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準決勝で第8シードの
J・ソック(アメリカ)を逆転で破っての勝ち上がり。
今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
【グループ・ピート サンプラス】(1)R・ナダル 0勝1敗
(4)
D・ティーム(オーストリア) 1勝2敗
(6)G・ディミトロフ 3勝0敗
(7)D・ゴファン 2勝1敗
(補)
P・カレノ=ブスタ(スペイン) 0勝1敗
【グループ・ボリス ベッカー】(2)R・フェデラー 3勝0敗
(3)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝2敗
(5)
M・チリッチ(クロアチア) 0勝3敗
(8)J・ソック 2勝1敗
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