男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク83位の
J・ベネトー(フランス)が第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
>>パリ・マスターズ 対戦表<<35歳のベネトーは2015年にけがを負いツアーから離脱したが、2016年に復帰。今大会はワイルドカード(主催者推薦)で出場し、1回戦で若手期待の
D・シャポバロフ(カナダ)を下すと、2回戦で第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)、3回戦で第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)を破った。
そして、この日は世界ランク5位のチリッチを相手に12本のサービスエースを叩きつけ、最後はフォアハンドのウィナーを決めて2時間3分で勝利した。
準決勝で元世界ランク25位のベネトーは、第16シードの
J・ソック(アメリカ)と対戦する。ソックは準々決勝で元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
パリ・マスターズでベネトーは2009年に
R・フェデラー(スイス)を破る金星をあげている。


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