男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は4日、シングルス2回戦が行われ、昨年準優勝を飾った第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)がワイルドカードで出場の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を7-6 (8-6), 7-5のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<>>杉田vsラオニッチ 1ポイント速報<<この試合、第1ゲームでいきなりブレークを許したディミトロフだったが、第6ゲームでブレークバックに成功。激しい打ち合いが続くも、ディミトロフがタイブレークをものにして第1セットを先取。
続く第2セットも第6ゲームで先にブレークされたが、第9ゲームでブレークバック。第11ゲームで再びブレークに成功すると、ミスが増えたデル=ポトロを一気に突き放し、2時間で勝利を決めた。
準々決勝では、第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは、2回戦で対戦した
A・ベデネ(スロベニア)が途中棄権したため、思わぬ形でベスト8進出を決めている。
世界ランク8位のディミトロフは、昨年のチャイナ・オープンで
R・ナダル(スペイン)らを破って決勝に進出。
A・マレー(英国)に敗れるも準優勝を飾った。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4に進出。W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では「ATPマスターズ1000」初優勝を飾ったが、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦敗退を喫していた。


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