男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は世界ランク23位の
N・キリオス(オーストラリア)に2-6, 5-7のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなった。
>>W&Sオープン対戦表<<両者は雨による悪天候の影響で同日に3回戦を行い、準々決勝へ駒を進めていた。
2013年のW&Sオープンを制しているナダルは、序盤で4ゲームを連取されるとキリオスに主導権を握られ、第1セットを落とす。
第2セットに入っても流れはキリオスに傾き、第5ゲームでブレークを許したナダルは第10ゲームでマッチポイントをしのいでゲームカウント5-5に追いついた。しかし、第11・第12ゲームを連取され、1時間20分で力尽きた。
今大会は準々決勝で敗退したが、
R・フェデラー(スイス)の欠場により、2014年7月以来3年ぶりに世界ランク1位へ返り咲くことが確定している。
31歳のナダルは、ロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)3回戦で、当時世界ランク143位の
D・シャポバロフ(カナダ)に敗れる波乱に見舞われていた。
一方、勝利した22歳のキリオスは、準決勝で元世界ランク3位の
D・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは準々決勝で第3シードの
D・ティーム(オーストリア)をストレートで破っての勝ち上がり。
同日の準々決勝では
杉田祐一が第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に挑んだが、ストレートで敗れた。


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