女子テニスのAEGONクラシック・バーミンガム(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)は24日、第7シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)と世界ランク41位の
L・サファロバ(チェコ共和国)のシングルス準決勝が行われていたが、第2セット途中でサファロバが途中棄権を申し入れたため、クヴィトバが決勝へ駒を進めた。
この日、序盤から強力なストロークで攻め込んだクヴィトバが6-1で第1セットを先取。続く第2セットでも第1ゲームからブレークに成功し、このタイミングでサファロバが途中棄権を申し入れた。
決勝では、世界ランク77位で21歳の
A・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは、同日の準決勝で第6シードの
G・ムグルサ(スペイン)を逆転で破っての勝ち上がり。
現在27歳のクヴィトバは、昨年12月20日に自宅でナイフを持った強盗に襲われ、その襲撃を防ごうとした際に利き手の左手に大怪我を負った。
今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で公式戦へ復帰を果たし、カムバック2大会目にして決勝進出を果たした。
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