女子テニスのAEGONクラシック・バーミンガム(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク41位の
L・サファロバ(チェコ共和国)が第9シードの
D・ガブリロワ(オーストラリア)との死闘を6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (7-5)の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
この日、第1セットをタイブレークの末に落としたサファロバは、続く第2セットで3度のブレークに成功し、セットカウント1-1へ持ち込む。
ファイナルセットでも両者譲らず接戦となり、1度のブレークからタイブレークへ突入。2ポイント目には26本もの激しいラリーを展開し、最後はサファロバがバックハンドのボレーを決めた。
ポイントが決まった瞬間、両者はその場にしゃがみ込んで笑みを浮かべ、会場は歓声と拍手に包まれた。
その後、最後はリードを守ったサファロバが3時間3分の激闘に終止符を打った。
準決勝では、第7シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)と対戦する。クヴィトバは、同日の準々決勝で第5シードの
K・ムラデノヴィック(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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