男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、2年ぶり9度目の優勝を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク29位の
M・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、6年連続のベスト8進出を果たした。
>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、互いにサービスキープする展開が続いたが、タイブレークでポイントを先行したフェデラーが第1セットを先取。第2セットでもサーブ・アンド・ボレーを仕掛けるズベレフに苦戦したが、第8ゲームでブレークに成功し、リードを守りきって勝利を手にした。
準々決勝では、昨年覇者で世界ランク134位の
F・マイヤー(ドイツ)と対戦する。マイヤーは2回戦で第6シードの
L・プイユ(フランス)を逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク5位のフェデラーは、ゲリー・ウェバー・オープンで歴代最多の8度の優勝を誇る。2003年から2006年に4連覇、2013年から2015年にかけては3連覇を成し遂げた。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、 グランドスラム)を皮切りに3大会でタイトルを獲得するなど序盤から絶好調をキープ。しかし、クレーシーズンをスキップして臨んだ芝初戦のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)では初戦敗退の波乱に見舞われた。
今大会の1回戦では、ラッキールーザーの
杉田祐一をストレートで下し、ツアー通算1,100勝目をあげて2回戦に駒を進めていた。
一方、敗れたズベレフは、4年ぶりのベスト8進出とはならなかった。


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