男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン (ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカードで出場の
A・ルブレフ(ロシア)が元世界ランク8位の
M・ユーズニー(ロシア)に6-0, 3-6, 6-3のフルセットで勝利し、ツアー初のベスト8進出を果たした。
>>フェデラーvsズベレフ 1ポイント速報<<>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得したルブレフは、わずか1度しかブレークを許さず1時間28分で勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク38位の
K・カチャノフ(ロシア)と対戦する。カチャノフは2回戦で対戦した第3シードの
錦織圭が臀部の痛みで途中棄権したため、思わぬ形で準々決勝に駒を進めている。
19歳のルブレフは、現在世界ランク106位。今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を突破して2回戦に進出。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選決勝で敗れたが、ラッキールーザーで本戦に出場し、1回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)とフルセットの激闘を演じた。
今大会の1回戦では、第8シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を逆転で破る番狂わせを起こして2回戦進出を果たしていた。
一方、2013年大会ファイナリストのユーズニーは、4年ぶりのベスト8進出とはならなかった。


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