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波乱続出 マレーら芝初戦敗退

男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのA・マレー(英国)、第2シードのS・ワウリンカ(スイス)、第3シードのM・ラオニッチ(カナダ)が今季芝初戦で敗退。上位3シードがストレート負けを喫し、大会から姿を消す波乱が続出した。

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この日、王者マレーは世界ランク90位のJ・トンプソン(オーストラリア)に6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗退。昨年はAEGON選手権でタイトルを獲得し、2度目のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)優勝へ弾みをつけていた。

今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾ったS・ワウリンカは、前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)ファイナリストである世界ランク32位のF・ロペス(スペイン)に6-7 (4-7), 5-7のストレートで敗れ、2年連続の初戦敗退を喫した。

昨年のウィンブルドンで四大大会初の決勝進出を果たしたラオニッチは、怪我から復帰したT・コキナキス(オーストラリア)に6-7 (5-7), 6-7 (8-10)で敗れた。

その他では第4シードのM・チリッチ(クロアチア)J・イズナー(アメリカ)を7-5, 6-3のストレートで破り、同日の1回戦のシード勢で唯一初戦を突破した。






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