テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、昨年覇者で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第19シードのA・ラモス=ヴィノラスを7-6 (7-5), 6-1, 6-3のストレートで下し、8年連続のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsベルダスコ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合の序盤、粘り強くプレーするラモス=ヴィノラスに苦戦したジョコビッチだったが、タイブレークを制して第1セットを先取。続く第2セットをラモス=ヴィノラスに1度もブレークポイントを与えずに奪うと、第3セットでは更にギアをあげて勝利を手にした。
準々決勝では、第6シードのD・ティエムと対戦する。ティエムは4回戦で、世界ランク65位の
H・セバリョス(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
30歳のジョコビッチは、今年で全仏オープンに13年連続の出場で、過去4度の決勝進出を誇る。昨年は
A・マレー(英国)を下して初優勝を飾り、史上8人目の生涯グランドスラムを達成した。
今大会は、初戦で世界ランク77位の
M・グラノジェルス(スペイン)、2回戦で同59位の
J・ソウサ(ポルトガル)、3回戦で同41位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を下して4回戦に駒を進めていた。
一方、敗れたラモス=ヴィノラスは、2年連続のベスト8進出とはならなかった。


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