男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は20日、前日雨により順延となったシングルス準々決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク34位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-1, 6-4のストレートで下し、4年連続のベスト4進出を果たした。
>>ジョコvsティエム 1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際対戦表<<19日に行われたこの試合は、雨天により第2セットの第3ゲームが終了した時点で20日に順延。試合は、ジョコビッチから6-1, 1-2の第2セット第4ゲームから再開された。
この日、ジョコビッチはデル=ポトロのバックハンドへボールを集めて第5ゲームでブレークに成功。その後もデル=ポトロの反撃を許さず、2日に及んだ接戦を制した。
準決勝では、第8シードのD・ティエムと対戦する。両者は今回が5度目の対戦で、過去はジョコビッチの4連勝中。この試合は同日に行われる予定で、セントラルの第5試合に組まれている。日本時間21日の午前3時(現地20日の20時)以降に開始予定。
世界ランク2位のジョコビッチは今大会、初戦の2回戦で
A・ベデネ(スロベニア)、3回戦で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
BNLイタリア国際に今年で11年連続の出場で、2008・2011・2014・2015年に優勝。昨年は決勝で
A・マレー(英国)に敗れて3連覇を逃していた。
今シーズンは、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)でタイトルを獲得するも、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では、準決勝で
R・ナダル(スペイン)にストレートで敗れて2連覇を逃した。
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