男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、20歳で第16シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク29位のF・フォニュイーニに6-3, 6-3のストレートで勝利し、大会初のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>ワウリンカvsイズナー 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この試合、ズベレフは1度もブレークポイントを与えずに第1セットを先取。続く第2セットは、ズベレフが序盤から4ゲーム連取。その後1度のブレークを許したが、粘るフォニュイーニを振り切り、1時間18分で勝利を手にした。
準々決勝では、第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と第12シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
ズベレフは、1回戦で予選勝者の
K・アンダーソン(南アフリカ)に6-4, 4-6, 6-4、2回戦で世界ランク36位の
V・トロイキ(セルビア)に6-3, 6-4で勝利して3回戦に駒を進めていた。
BNLイタリア国際は、今年が2度目の出場。昨年は2回戦で
R・フェデラー(スイス)にストレートで敗れた。
今シーズンは、南フランスオープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)とBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)の2大会でタイトルを獲得。前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で大会初のベスト8進出を果たし、15日発表の世界ランキングでは自己最高の17位を記録した。
一方、2回戦で第1シードの
A・マレー(英国)を破る金星をあげたフォニュイーニだったが、大会初の8強とはならなかった。
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