テニスの「全仏オープン・ジュニア 2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」は1日、女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの内島萌夏(昭和の森ジュニアTS)が細木咲良(開星高校)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下し、決勝進出を果たした。
>>男子 対戦表<<>>女子 対戦表<<この試合、内島はマッチポイントで、昨年のインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)を制した細木の逆をつくボレーを決めて勝利を手にした。
細木咲良
決勝では、第1シードの永田杏里(南山高等学校女子部)と対戦する。永田は準決勝で田中李佳(相生学院高等学校)をストレートで破っての勝ち上がり。
今大会は日本予選の男女シングルス優勝選手が2017年5月にフランスのパリ郊外で開催される決勝大会へ出場。その決勝大会で優勝すると、全仏オープン・ジュニア2017のワイルドカードを獲得し、本戦へ出場することが出来る。
世界最高峰のレッドクレーコートで、グランドスラムの魅力を体験する機会をより多くの若いテニスプレーヤーに提供することを目的とした予選大会は、2014年の中国を皮切りに昨年までインド、ブラジル、韓国、日本の5か国で開催されてきた。今年はアメリカでも初開催が決定。
昨年は、日本予選で優勝を果たした
田島尚輝と
清水綾乃が本戦入りをかけてパリ決勝大会に挑み、田島は予選リーグで敗れるも、清水は初出場にして優勝を飾り本戦への切符を手にした。本戦で清水は、1回戦で逆転負けを喫して惜しくも初戦突破とはならなかった。
【開催概要】日時:2017年2月28日(火)から3月2日(木)
28日 1回戦、1日 準決勝、2日 決勝
会場:公益社団法人 横浜カントリー&アスレティッククラブ
出場選手:日本テニス協会が選考した13歳から18歳までのプレーヤー 男女各8名
試合方法:男女シングルス ベスト オブ スリータイブレークセット
主催:フランステニス連盟・日本テニス協会
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